マイケルシェンカー・ツアー情報とニュース
1998年の情報


<1998年6月13日追加>
Daveのページの出演バンド別のG3英国公演レビューと写真をまだ見ていない方は要チェックです。

<1998年6月10日追加>
Young Guitar:7月号のYoung Guitar誌にマイケルの日本公演レポートと機材解説が載っています。公演レポートにはやはり目新しいことは書いてありません。機材については、私がサンプラザ公演開始前にステージをチェックした際に判断した通りのことが書いてあります。しかし、一点恥ずかしながら私が知らなかった記述がありました。それは、UFO日本公演ではサブとして持参し、G3ツアーではメインとして使っている黒白のフライングVはUFOツアーでシカゴに行った際に手に入れた新しいVだということです(1995年8月のシカゴ公演の時だと思われます)。機材についてはMiscellaneous Pageをご参照下さい。

<1998年6月9日追加>
Player:7月号のPlayer誌にマイケルとジョー・サトリアーニが並んで写っているポスターカレンダーが付いています。ただし、ざっと雑誌全体を読みましたが、マイケル関連の記事は見当たりませんでした。

Burrn!:7月号のBurrn!誌に、「UFO墜落」と題するTack Maeda氏による4月24日の東京公演レポートが掲載されていますが、当サイトを含むネット上で情報を頻繁にキャッチされている人にとっては特に目新しい情報は含まれていません。しかし、伊藤政則氏による「MASAの今月の断言」にはマイケルに関する興味深い論評が掲載されています。詳細は買って読んで欲しいのですが、著作権の問題を恐れず少しだけ抜粋します。『(マイケルがサンプラザのステージを降りた)直後「I can't play」なる言葉を連発していたという。「弾けないんだ!」とはどういう意味なのか? いろいろな関係者の話を聞いて自分なりの答えを見出すとすると、それは、「コード進行(か、曲そのもの)を思い出せない」ということなのではないか、と思った。(中略)(G3公演初日のダブリンでマイケルは)いたって元気そうにバックステージを歩いていた。日本での事件から約3週間後のことである。彼と顔を合わせての第一声が難しかった。「日本ではどうも!」は危険だし、「お元気そうですね?」じゃ問題が起きそうだ。と考えていると、彼が口を開いた。「トイレの場所を知ってる? さっきから探しているんだが見つからないんだ!」と。呆然としているとさっさと目の前から去っていってしまった。さすが"神"である。(中略)マイケル・シェンカーが再びアルコールを飲み出したのはこの数年のことである。その昔、ロビン・マッコーリーとプロモーション来日したあたりからコード進行をよく忘れていた。ただ、弾きながらすぐに思い出していた。(中略)一つ言えることは、再び酒を飲み出してから喜怒哀楽の感情がローラーコースター状態だったことである。(中略)中野サンプラザの事件後に発した「I can't play」の意味をどう受け取ればいいのか今でも謎である。しかし、それがその時の真実だったのではないだろうか。彼は間違いなく「弾けなくなった」のだ。きっと本人にも何故なのか判っていないのだろう。残念なことはこういった事件を起こした以上、次の日本公演が出来るのか、誰が招聘するのかといった問題が浮上してくることである。…』 さすが、マイケルの最大の理解者であるマサさんならではのウンチクある論評です。

<1998年6月8日追加No.2>
明るい情報:6月6日のLe Mans公演において、MSGはアンコールとして「On And On」を演奏したそうです。どうやら先の不穏な情報は取り越し苦労ですみそうな感じです。同曲はリハーサルは行われたもののこれまでの公演では演奏されてこなかった曲です。Alanが語ってくれたこの曲にまつわる話は次のとおりです。MSGとゲイリー・バーデンとのダブリン(G3ツアー初日)でのサウンドチェック時にこの曲のリハーサルが行われました。しかし、時間の制約があって同曲はセットリストからは外されることになりました。ゲイリーがサウンドチェックのためにステージにあがる際に彼の懇友であるAlanに対してどの曲を聴きたいかと尋ねました。Alanは、すでにメインのセットリストを知っており、「On And On」 がツアー中は演奏されないであろうということも分かっていたため、敢えて「On And On」をリクエストしました。ゲイリーがステージに上がり、マイケルにどの曲を演ろうかと聞かれた時に、ゲイリーはAlanのリクエストに応えて「On And On」と答えました。マイケルは「それはセットリストに入っていない曲だよ」と言い、ステージの一同は顔を見合わせたのですが、マイケルは「OK!じゃそれ行こう」と言ったため、「On And On」のリハが行われたそうです。そして、ついにLe Mans公演において日の目を浴びることになりました。

Daveによると、ミラノで予定されていたモンスターズ・オブ・ロック・フェスティバルの公演会場がトリノ郊外の屋内会場に変更されたとのことです。

<1998年6月8日追加>
不穏な情報:Alan Walsh氏から人を不安にさせる情報が届きました。6月3日のDijon(フランス)での公演において、マイケルはフィナーレのジャムセッションに姿をあらわさなかったそうです。Alanが聞いたところによると、マイケルはMSGの演奏をビデオに撮っていた人物に腹を立て、ジャムセッションが行われるステージに戻ろうとしなかったらしいのです。現時点では、これ以上のことは分かっていないそうです。無礼な奴が勝手にビデオを撮影していたことによってマイケルが気分を害したことは確かなようですが、今回はステージを途中で降りることなく、MSGのセットを全曲演り遂げました。実際何が起こったのか、そしてマイケルがどのような精神状態にあったのかについて報告を受けるまでは、騒がすに静観したいと思います。とりあえずは、事が上手く運ぶように皆さん一緒に祈りましょう。

<1998年6月4日追加>
Ries氏による5月31日のロッテルダムでのG3公演レポートを掲載しました。同氏によると、先の英国での公演とは異なり、マイケルはアコースティックセットにおいて、黒白のフライングVではなく、黒いシングルカッタウェイのアコギを弾いていたそうです(ギブソンのように見えたそうですが、確信はないそうです)。オベージョンの黒白アコースティックはどうしたのでしょうか。Riesはスティーブ・ヴァイとジョー・サトリアーニに関する素敵なHPを作っています。一見の価値ありです。

<1998年6月1日追加>
Torben Askholm氏による5月31日のコペンハーゲンでのG3公演レポートを掲載しました。同氏は、MSGセットについては特にShaneのドラミングが最高だったとしています。

<1998年5月31日追加>
TristanのG3ツアーページの中のAlanが撮影したクロイドン公演の写真からもはっきりと分かるように、G3ツアーにおいてマイケルはクライベイビーを使っています。私は次のような結論に達しました。「マイケルはUFOのライブ時には白のNo.4V(クライベイビー無し)を使い、MSGライブ時には黒白V+クライベイビーを使う。」しかし、Alanは、「UFOライブにクライベイビーを使わないのは事実だが、LeonのNo.4Vは依然として壊れたままであり、もし使える状況にあるならばNo.4Vを使ったであろう。」とコメントしています。そうすると前回のストーリーライブ・ツアー時になぜNo.4Vを使わなかったかという疑問が残ります。マイケルがUFOとMSGの音楽性について語っていますので、チェックしてください。

DaveのページにもいよいよG3公演の写真が掲載されました。また、いずれ彼のツアー同行日記も掲載されるとのことです。

<1998年5月29日追加>
TristanのG3ツアーページにAlanが撮影した5月19日のウェンブリー・アリーナ公演の写真が追加されました。

<1998年5月27日追加>
MSGコンサートレポートページにRene Veerman氏による5月24日のロッテルダム公演のレビューを追加しました。詳細はレポートを読んでいただきたいのですが、彼は面白い分析をしており、「昨年TilburgでUFOのライブを見た時はマイケルはほとんど観客の方を見ず演奏に浸りきっていたが、今回は笑顔を見せるなど非常にリラックスし、時々観客の方も見たりしていた。ところが、演奏自体はUFO公演の方がよかったと感じた。この2つには相関関係がありそうで、私は陶酔しきっている時のマイケルの演奏の方が好きだ」というものです。Reneはまた、フィナーレのギターバトルはシェンカーファンをややがっかりさせるものだったと述べています。

<1998年5月26日追加>
Monsters Of Rock:以前、Music-SatelliteのG3ツアー情報の6月13日のミラノ公演の欄に「Monsters Of Rock」とあったので、他にはどんなバンドが出るのかなと思っていたのですが、Daveによると、少なくともミラノ公演または前日のローマ公演のいずれかはMonsters Of Rockフェスティバルに組み込まれる形になり、Van Halen、Deep Purple、Dream Theatreといったバンドとの競演がありそうです。溜め息もののニュースです。

<1998年5月25日追加>
TristanのG3ツアーページにAlanが撮影した5月21日のクロイドン公演の写真が追加されました。Alanによると、一番上に掲載されているマイケルとゲイリーの写真は「Lost Horizons」においてゲイリーがまさにDieと歌っているところだそうです(A time to live or DIEの部分)。この瞬間マイケルは6弦をベンディングしながらゲイリーと見つめ合っています。また、一番最後に掲載されているマイケルの写真は同じく「Lost Horizons」のイントロ部分でベンディングを行っている模様だそうです。いずれの写真にもマイケルのサインをもらったそうです。よく見ると確かに見えます。

<1998年5月23日追加>
Alan Walsh氏より報告が届きました。TristanのG3ツアーページが設けられ、その中にAlanが撮影したダブリン公演の模様が掲載されていますので、是非チェックしてください。彼は、全公演の模様をバックステージも含めて撮影しておりそれらも近いうちに公表されると思います。Alanもまた、ゲイリーが残りの欧州ツアーすべてにゲイリーが参加することを確認したそうです。彼によれば、ゲイリーのパフォーマンスが素晴らしかったので、マイケルが参加を要請したのであり、MSGの次のアルバムではゲイリーがフィーチャーされる可能性が出てきたとしています。また、5月22日追加の中にもあるFrankのジェムセッションにおけるマイケルの演奏についてのコメントに対してもAlanは改めて彼の見解を示してくれました。彼のコンサートレポートの補追としてそれを掲載しました。Alanによれば、マイケル自身もジャムセッション時のミキシングの異常に気付いており、調整が行われてきているそうです。彼も、マイケル自身がステージ上での「掛け合い」をするタイプのギタリストではないことは指摘しており、ウェンブリー公演においても、ブライアン・メイがマイケルのところまで来て彼の正面で身をかがめてあおってきた際も、彼はそれに応えることなくひたすら自分のことに専念していたのは事実だとしています。

<1998年5月22日追加>
MSGは21日のカーディフ・インターナショナル・アリーナでの英国最終公演を最高の演奏をもって終え、23日からは大陸に移動してツアーを続行することになります。Daveによるとゲイリー・バーデンは大陸ツアーにも同行することが正式に決定したそうです。今後のマイケルとゲイリーによるプロジェクトも期待させる動向と言えそうです。また、予定通りフランス国内ツアーについてはウリの代わりにPatrick Rondatが参加します。また、先日追加が決定されたスペイン・マドリッドでの公演がまたキャンセルになったとの情報もあるそうです。

G3レポート:Tom Laird(5月15日グラスゴー公演)、Wilson Chiu(5月19日ウェンブリー公演と19日クロイドン公演)、Frank McDonnell(5月14日ダブリン公演の補追)の3氏がG3ツアーの模様を報告してくれました。コンサートレポートのページを御参照下さい。詳細は各レポートをご覧いただきたいのですが、Frankの補追はAlanの「フィナーレジャムでのマイケルは音が小さかっただけ」というコメント(5月19日追加参照)に対する反論の形になっており、「音が小さかっただけでなく、マイケルはずっと下を向いたままで、彼はやはり日頃から慣れ親しんだ曲を演奏する方が好きなのではないかと感じた」としています。日は違いますが、Tomもジャムにおけるマイケルの音の悪さを指摘していますし、Wilsonもマイケルのプレイスタイルそのものがそうしたジャムセッションに向いていないのではとの意見を提示しています。もちろん、3氏とも、MSGの公演については絶賛しています。特にWilsonのレポートによれば、「Into The Arena」のキーボード間奏が終わる前にマイケルがソロを弾きはじめてしまった以外は、彼のギタープレイは完璧と言えるもので、中でも「Lost Horizon」のイントロではネックベンディングとフィードバック奏法をミックスした必殺技を完璧に決めてくれたそうです。(でも、皆さん、ネックベンディングをやるときは気を付けてくださいね。私の黒白Vはネックベンディングのやりすぎで無残にもネックとヘッドの境目にひびが入ってしまいました。)

<1998年5月20日追加>
何と19日のウェンブリー・アリーナでの公演のフィナーレにはブライアン・メイが登場し、マイケル・ウリ・サッチ・ブライアンという夢のようなメンツによるギターバトルが繰り広げられたそうです。英国のファンは本当にいい思いをしています。(何を隠そう私もブライアン・メイ・モデル・ギターを持っているほどクイーンならびにブライアンの大ファンだったのです。なんせ、リッチー師匠の弟子になる以前からの話ですから。)また、同日のバックステージにはアンディ・ナイ(元MSG)も姿を見せていたそうです。

<1998年5月19日追加>
現地時間月曜日は公演がない日ということで、AlanとDaveがわざわざ最新情報を送ってくれました。


Alanからの情報:
『今のところすべての公演に同行しています。今日(月曜)は公演がなく、明日のウェンブリー・アリーナから再開です。今日もゲイリーに会いにロンドンに行ってきました。MSGの面々はクイーンズ・ゲイトのエデン・プラザ・ホテルに泊まっています。マイケルが公演フィナーレでウリとサッチの演奏に圧倒されたとの意見が載っていますが、それについて訂正のコメントを述べる必要があろうかと思います。人それぞれの意見があるとは思いますが、私が見る限りダブリン公演においてマイケルが圧倒されたなどということはありませんでした。しかし、その夜はジャムの最中におけるマイケルのギターの音がミキシングの問題で他の2人よりひどく小さかったのは事実です。翌日のグラスゴー公演でも状況は全く同じでした。しかし、昨晩のバーミンガム公演では、関係者は皆マイケルが「いよいよ本調子になってきた」という点では同意見でした。なぜなら、私がバックステージの廊下にいた時にウリとジョー達がジャム終了直後にそのように話しているのが聞こえたからです。ちなみに、私はダブリン公演においては「関係者のフリーパス」を持っていたので、どこでも自由に行き来できました。ほとんどゲイリーと共にいましたが、マイケルともたくさん話をすることができました。彼は非常に楽しそうでした。グラスゴー公演のフィナーレジャムの1曲目が終わり、ジョーが次の曲を紹介している間に観客の何人かが「シェンカー! シェンカー!」と彼を褒め称える声援を送っていました。それを聞いて非常にうれしく思いました。昨晩のバーミンガム公演ではマイケルは完全にステージの他の面々を圧倒してしまいました。彼の演奏は最高でした。この何年間で私が見た中でも最高と言えるでしょう。彼は何かに取りつかれたような演奏をし、他の面々の影は非常に薄くなってしまいました。

ゲイリーはどうだったかと言えば、どの公演でも彼のパフォーマンスはアンビリーバブルでしたが、特にバーミンガムでの彼は本当に素晴らしかったです。毎晩彼がステージに紹介されると、狂ったように絶叫する観客の一群もいました。

私は、MSGの他のメンバーであるShane、Jeff、SethそしてDavidと過ごす時間も多かったのですが、彼らは皆極めて付き合いやすい連中であるとともに、有能なプレイヤーです。彼らはゲイリーに信じられないほどの敬意の念を抱いており、ゲイリーと一緒にプレイできるなんて信じられないと言っていました。土曜日のマンチェスター公演の前に、MSGの楽屋でShaneは14歳になる私の甥に1時間ものドラムレッスンをしてくれました。何と紳士なんでしょうか。その後で私は甥とその父(私の兄弟)をマイケルの楽屋に連れて行き、そこでマイケルはポスターにサインをしてくれるとともにポーズをとって写真を撮らせてくれました。彼もまた本当の紳士です。 最後に、マイケルがUFOに参加して行われるプロジェクトは近い将来においては無いという情報を付け加えておきます。 参考まで、これまでの全公演でのセットリストは共通で次の通りです。』

		In Search of Peace of Mind
		Assault Attack
		Another Piece of Meat
		Into the Arena
		Let it Roll
		Captain Nemo
		Written in the sand
		Essence
		Lost Horizons
		Attack of the Mad Axeman
		Bijou Pleasurette
		Positive Forward
		Armed and Ready
		アンコール無し


Daveからの情報:
Daveからは彼のLatest Newsは見てくれていると思うが、私を「嫉妬させるために」ということでメールを送ってくれました。なんていい奴なんでしょう!? Daveはこれまで2つの公演に行き、あと3公演行く予定にしているそうですが、彼によれば、マイケルは非常に良い演奏をしており、事態が悪い方向に進むような気配は今のところ全くないとのことです。マイケルはUFOツアー時の彼とはもはや全く別人になっていると言っています。また、Leon(Lawson)も実際マイケルと共に働いており、彼も非常に頑張っているとのことです。

マイケルがフィナーレのギタリスト競演でウリとサッチに圧倒されたという意見については、Dave自身ダブリン公演に行っていないのでコメントはできないが、マンチェスター公演においてミキシングの問題があったことは事実だそうです。しかし、バーミンガム公演ではミキシングの問題は改善され、マイケルの演奏は本当に素晴らしかったそうです。マイケルのブルースもいいもんだとDaveも言っています。また、マンチェスター公演ではゲイリーについてもミキシングの問題があり、ほとんど彼の歌が聞こえなかったそうです。これについても翌日の公演では改善されたそうです。

<1998年5月16日追加>
5月14日のダブリン公演に関する追加情報がFrankより届きました。同夜のアコースティックセットはいつもと違い、ベーシストとドラマーがアコギを弾いている最中もマイケルは黒白フライングVを立ったまま弾き続けていたそうです。また、Frankによれば、ゲイリーはなぜ全曲を歌わないんだろうと思わせるほど出来がよかったと改めて強調しています。やったね、ゲイリー! また、フィナーレのギターバトルでは他の2人のプレーにマイケルのプレーが圧倒されていたのが残念だったそうです。また、Leon Lawsonはやはりマイケルと一緒に働いているようです(5月14日追加参照)。Frankのレポートはこちら

<1998年5月15日追加No.3>
Mr. Paul McCanny (paul@pmcc.demon.co.uk)によるG3ツアー初日の報告を掲載しました。これによると、MSGは非常に良い演奏を行ったようです。マイケルは依然として髪の色も含めて黒ずくめで、少し「ずんぐりむっくり」に見え、遠くから見るとJohnny Cashと見間違えそうだったそうです。セットリストはストーリーライブの短縮版といった感じですが、ギターの巨匠たちによるツアーという意味合いからかインスト曲の割合が高く、歌入り曲についてはゲイリーが3曲、David Van Landingが5曲担当しました。Paulもまた、ゲイリーの出来を誉めております。マイケルは公演後いつものようにグッズにサインをしながら即売会をやったようです。ちなみに、A4サイズの写真にサインしてもらって7ポンド也。また、ストーリーライブの販売促進のために公演前にPAを通して「On And On」他を会場に流していたそうです。

19:30から11:45まで続いた公演のオープニングはウリが務めたそうです。ウリはボーカル付きの曲も演奏したそうですが、サッチは全曲インストだったようです。フィナーレでは、3人のギタリストによってB.B.キングの「The Thrill is Gone」とジミヘンの「Voodoo Chile」が演奏され、ソロバトルを繰り広げたそうです(ちなみにボーカルはVan Landing)。マイケル兄貴の「Voodoo Chile」は是非聴いてみたいものです。早くブートでないかな。

<1998年5月15日追加No.2>
G3ツアーが予定通り4月14日に初日が行われました。 公演に行ったFrank Mcdonnell氏によると、マイケルは調子がよかったそうです。UFOの曲は「Let It Roll」のみ演ったようです。ゲイリーバーデンのパフォーマンスも素晴らしく、5月9日情報の通り、マイケルの気分が変わったのか結局「Lost Horizons」、「Attack of the Mad Axeman」、「Armed and Ready」の3曲を担当したそうです。フィナーレで、マイケルはウリ、サッチとともにBBキングやジミヘンの曲を演奏したようです。同氏が公演後にマイケルと話したところ、マイケルはUFOでの次のアルバムを作成することに関しては心を決めていないと語ったそうです。何はともあれめでたいことです。

<1998年5月15日追加>
G3ツアーに新たにスペイン・マドリッド公演が追加されたようです。ツアー日程はDaveのページを参照してください。5月14日のG3ツアー初日が無事終了したという情報はまだ入ってきていません。

<1998年5月14日追加>
現時点では噂にすぎないのですが、マイケルは彼の元ギターテクであるLeon Lawson氏からの借り物である白の"No.4"フライングVを東京公演中にぶち壊しましたが、マイケルはその修理・修繕を終え、同氏は現在再びマイケルと共に働いているとの情報があります。もしこれが事実であれば、Leonさんは何と寛大な人物なんでしょうか。マイケルの重要な理解者の一人なのかもしれませんね。

<1998年5月9日追加>
ゲイリーG3ツアー情報:
 Alan Walsh氏が5月8日に追加したゲイリー担当曲目情報を訂正する情報を寄せてくれました。「当初マイケルはそれら5曲すべてを演奏することを望んでいましたが、MSGの持ち時間が1時間となってしまったため、そのうちの何曲かをあきらめざるをえなくなりました。よって、現時点のスケジュールではゲイリーはやはり'Lost Horizons'、 'Armed and Ready'、'On and On'の3曲を担当する予定になっています。ただし、これらの曲目はマイケルの気分次第では変更される可能性があるのも事実です。」 これら3曲のみということであれば、ゲイリーの持ち時間は25分よりは少なくなると思われます。

<1998年5月8日追加>
G3ツアー情報:
 Dave Woodのページによると、G3ツアーにおいてゲイリー・バーデンは5月5日情報で記した「Lost Horizons」、「On and On」、「Armed and Ready」の3曲以外に、「Tales of Mystery」と「Attack of the Mad Axeman」も歌うことになるそうです。

マイケルに近い筋の情報によるとゲイリーを除くMSGは現在米国内でリハーサルをこなしているようです。5月4日情報の通り、MSGはロンドン経由で最初の公演地であるダブリンに入ることになります。ゲイリーは、MSGがダブリンに入る5月13日にリハを行い、後は各公演日のサウンドチェック時に歌合わせをすることになりそうです。リハーサルが順調に進むことを祈ります。


The Edge公演追加情報:
 米国在住のKelly Shimokusu氏より去る4月15日〜18日に実施されたThe Edgeでの公演に関する追加情報が届きました。『4月15日のコンサートに行ったんだけど、ミキシングは最悪で、最前列にいた俺が見る限りマイケルも同様に不満な様子だったね。マイケルは曲の所々で自分の音が聞こえるようにアンプの前で体をかがめていたよ。彼が突然ステージから退場したのは、「Venus」のソロの最中ではなく、ソロに入る直前だったぜ。マイケルが体調不良だったとか指を怪我していたとかいう噂があるけど、とんでもない大ウソだぜ。翌日以降の彼の公演は素晴らしかったらしいよ。実際俺は4月18日の最終公演も見に行ったんだけど、UFOの演奏も最高で、サウンドのミキシングもよかったさ。マイケルはとても体調が悪いようには見えなかったし、演奏自体にもどこもおかしいところはなかったよ。もし指を怪我していたのなら、「Rock Bottom」のあの素晴らしいソロ(おまけにいつもより長いソロだった)を弾ける訳ないし、G3ツアーも予定できる訳ないじゃないか。』 The Edgeでの公演の模様をより詳しく知りたい方は、The Aggressive Editionというホームページにて近々コンサートレビューが掲載されるので、チェックしてみて下さい。

<1998年5月5日追加>
Alan Walsh氏よりゲイリー・バーデンに関する追加情報が届きました。予定通りG3ツアーが行われるならば、ゲイリーは「Lost Horizons」、「On and On」、「Armed and Ready」の3曲を歌うことになるそうです。その他はDavid Van Landingがボーカルを担当することになります。MSGの持ち時間が約1時間で、そのうち約半分の25分程度をゲイリーが担当することになります。ゲイリーの「Lost Horizons」を聴ける欧州のファンは幸せです。UFOの失態の埋め合わせでMSGが再来日することを夢見る今日このごろです。

<1998年5月4日追加>
Alan Walsh氏が当ページにも次の情報を提供してくれました。彼が知る限りは、G3ツアーは予定通り行われそうであり、ゲイリー・バーデンが14年ぶりにMSGのステージに登場することになっています。Alanはゲーリーと共に5月13日にダブリンに飛び、翌14日のダブリンでの初日公演に臨むことになります。しかし、その前にマイケルと一度打ち合わせの場が持たれることになるとのこと。MSGは5月4日から5月11日にかけてG3ツアーのリハーサルを行う予定で、その後英国に移動することになっているそうです。ゲーリーは決して最高のシンガーとは言えませんが、MSGには合っているし、名曲「Lost Horizons」を歌わせれば彼の右に出るものはいないでしょう。彼が登場するということは素直に喜べるニュースではないでしょうか。

Alan Walsh氏はまた、マイケルが日本で起こした一件についても、次のようなメッセージを寄せてくれています。

『マイケルは極めて中傷・誤解されている人物です。公演をキャンセルしたことは決して許されることではありませんが、ファンの皆様に是非理解してもらいたいことは、あなたたちにとって不合理に見えることが、心理的・感情的に「格闘している」人間にとっては合理的なことである場合だってあるということです。彼にとってはあの時点ではステージを後にすることが唯一の方法だったということもありうるのです。』

<1998年5月2日追加>
Dave Woodによると、Alan Walsh氏がマイケルに近い筋から得た情報として、「マイケル自身が指を怪我していないことを認め、G3ツアーも実施する」とありました。そうすると、マイケルが電話でTimに語ったことは嘘だったということになります。どうなっているのでしょうか?ちなみに、Alan Walsh氏はかつてはGary Bardenのパーソナル・アシスタントとしてMSGツアーに同行したこともある人で、マイケルに近い筋の人を知っているのは間違いないと思われます。

<1998年4月28日追加>
米国在住のTim Anderson氏が4月27日に電話でマイケルと話したところによると、本人は指を怪我しており、そのために演奏を続けることができなかったと言ったそうです。本人としては、最高水準の演奏をしたかったのだが、この怪我のためにそれができなかった、とのことです。G3ツアーのほうも、治癒の具合によってはキャンセルになる可能性がある、とのことです。日本では、マイケルは熱があったという話しもあって情報錯綜中です。マイケルは去る2月の英国公演中にも手を傷めたということでアンコールをやらなかった事がありましたが、この時も色々な理由が飛び交っていましたので、本当の理由は良く分かりませんでした。
Daveがいつも言うように、「ファンならば変な勘繰りをしたり、中傷する情報を流したりせずに、まずは落ち着いて静観してほしい」という所に行き着くのでしょうか。私自身も反省せねばなりません。

<1998年4月25日追加No.2>
ある筋の情報によるとマイケルとUFOは別れることになった模様。レポートにも書いた残りのメンバーへの私の思いも届かなかったようです。

<1998年4月25日追加>
危惧していた通り25日と26日の公演中止が決定されました。残念です。昨晩がマイケルの見納めになったかもしれません。

<1998年4月24日追加>
なんと、東京初日となる24日の中野サンプラザでの公演中、7曲目が終わったところで、マイケルが突然アイム・ソーリーと言って、白のフライングVをステージに叩き付け、ステージを去ってしまいました。25日と26日の公演が危ぶまれます。英語版コンサートレポート日本語版コンサートレポートを参照下さい。

<1998年4月23日追加>
戸田さんのページで早速大阪・名古屋公演の模様が紹介されています。要チェック!

<1998年4月21日追加>
UFOのメンバーが無事来日を果たし、予定通り大阪でのライブを行った模様です。4月15日の一件はマイケルの体調不良によるものだったようですが、完全に回復し、最高のパフォーマンスを日本のファンに見せてくれるものと期待するばかりです

<1998年4月19日追加>
米国における4月15日のUFO公演中にマイケルが突然演奏中にステージから姿を消し、その日の公演はキャンセルになってしまうという事体が発生しましたが、翌日以降は予定通り公演を続けているようなので、日本にも予定通り来てくれるものと思います。

<1998年3月10日追加>
昨日の情報通り、4月26日(日)の中野サンプラザの追加公演が発表されました。チケットは現在UDOサイトで特別先行予約中(12日まで)。電話予約は3月14日(土)から。

<1998年3月9日追加>
4月26日(日)の中野サンプラザの追加公演が正式に決定されました。2〜3日以内に朝日・読売両紙上にて発表される予定です。お楽しみに!

<1998年3月3日追加>
もしかしたら、4月26日(日)に中野サンプラザの追加公演があるかもしれません。UDOは今のところ本件については何も決定されていないとしていますが、コンサート会場は同日UFOによって押さえられています。下記サイトでは、4月23日(木)の名古屋での追加公演も示唆されています(移動の関係上難しいのでは?)。Pollstar website

<これまでの情報>
すばらしいニュースです!! UFO再来日が急遽決定しました。来日メンバーは、マイケル・シェンカー(g)、フィル・モグ(vo)、ポール・レイモンド(key)、ピート・ウェイ(b)という黄金期のオリジナル・メンバー4人と、元AC/DC〜DIOのサイモン・ライトがドラムスとして加わっています。UFOとしては、約4年ぶりの来日!

4月21日(火) 大阪 IMPホール 19:00〜 \7000 (立ち見のみ)
問合せ:UDO(06-341-4506)

4月22日(水)名古屋 クラブダイアモンドホール
19:00〜 \7000 (立ち見のみ)
問合せ:CBC事業部(052-241-8118)

4月24日(金)東京 中野サンプラザ
19:00〜 S席:\7000 A席:\6500
問合せ:UDO(03-3402-5999)

4月25日(土)東京 中野サンプラザ
17:00〜 S席:\7000 A席:\6500
問合せ:UDO(03-3402-5999)Sold Out!!

4月26日(日)東京 中野サンプラザ
17:00〜 S席:\7000 A席:\6500
問合せ:UDO(03-3402-5999)

サンプラザ分については2月7日(土)より、クラブダイアモンド分については2月21日(土)より電話による前売り開始。お楽しみに!

UDOのWWWページにて1月30日(金)から2月3日(火)で先行予約受け付け中(終了)。

UDOコンサート情報


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