Concert Report by Hidenori Saito
Michael Schenker / Temple of Rock at Coach House, San Juan Capistrano, CA, U.S.A.
May 1, 2015
Added on 05/10/2015

MICHAEL SCHENKER REPORT / DAY-1

午前中会社に行って、午後早退し15時に成田空港に着くと、私の乗るフライトが22時発に遅れたとのアナウンス。
飛行機は5時間遅れで飛び立ち、ロス時間の同日17時ごろロスに到着しました。
アメリカで到着当日にライブの予定を入れる人はフライトの選択にご注意ください。
成田から夕方出発するアメリカ系航空会社は、その日の午前中にアジアから飛んできて、成田をハブにしてアメリカ各地に飛ぶルートなので、 元々のアジアの空港を遅れて飛んできてしまうと、そのリカバリーができません。

それでも、ロス空港着後〜イミグレ通過〜レンタカー受け取りまでを2時間以内で済ませ、ホテルチェックインして荷物置いて着替えて、 ロスから1時間南に走った SAN JUAN CAPISTRANO の THE COACH HOUSE に20時半頃着きました。

会場に入ると、前座のローカルバンドが演奏中、グッズ売り場に立ってたタローと再会。

事前にわかってたことですが、ここはテーブル&イス付きの会場で、ステージの床と客席のテーブルの高さがほぼ一緒で、フロアのほぼ8割は テーブル席。スタンディングはその後ろでまさに「立ち見」扱いとなります。
ビアホール風というかハワイアンショー風というか、これまでに経験のない異様なレイアウトです。
しかも今回はステージは、ただ壇があるだけで、ソデの部分が全くなく、バンドから見ると背中以外はすべて客席という3方向囲まれた状態でした。

スタッフに予約番号を伝えて、右側前方をリクエストすると、その方向にどんどん進み、空いてるところどこでもいいと言われ、ステージの真横、 普通だったら舞台ソデになる位置のスツールをゲット、すぐ近くにはすでにマイケルの機材が並んでました。普段だったら、スタッフが ステージを見る目線です。

レブジョーンズのバンドGUNDRIVERが終わって(詳しくは別の日に書きます)、いよいよマイケルの登場!
昨年のヨーロッパツアーと同じで、エクソシストのようなオーメンのようなホラーっぽいSEから始まりました。
いる位置が位置なので、戦闘開始前のマイケルを真後ろで拝むことができ、いつもと違った角度で楽しむことができました。

ハーマンの人気が素晴らしい。
アメリカのファンからすると、ハーマンと言えばWorld wide liveのころのスコーピオンズなんでしょうね!
なんだかんだで、スコーピオンズから6曲!
これについては、減らしていいからMSG時代をもっと多く演ってと思うところもありますが、ハーマン&フランシスをアメリカに連れてきたのが初めてだから、そういうテーマに沿った選曲なんでしょうね。
Hurricane での "Here I am !" の掛け声も、昨年のヨーロッパではドゥギーに譲ってましたが、またハーマンがやるようになってました。

成田空港での7時間待ち&10時間フライトで、なんか疲れてしまって、この日は真横だったこともあったので、おとなしく鑑賞。
どちらかというと、ギターテクのロベルトの仕事っぷりをずっと見てました。
途中でウェインの弦が切れたり、マイケルのギター交換に合わせて次に使うギターのチューニングをしたり、マイケルのボトルに水をつぎ足したり、よく働く。

普段は開場と同時に最前列はり付いていることを考えると、たまにはこんな楽しみ方もいいなといったところです。

日付を少しまわった頃にライブ終了。

1時間かけてロスに戻り、長い長い5/1(金)が終了しました。





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