Concert Report
by Masaya "うっちー" Uchimura

- MSG -
at Ballard Firehouse, Seattle, USA
April 29th & 30th, 1999

Added on 05/05/1999


USツアー初日

Arakiさん、こんにちわ。たった今、マイケルのUSツアー初日のライブから帰ってきたところです。

場所は、シアトルのBallard Firehouse。

曲目は、

          Armed and Ready
          Only You Can Rock Me
          Natural Thing
          Written in the Sand
          On and On
          Pilot of Your Soul
          Fat City N.O.
          Captain Nemo
          Into the Arena
          Assault Attack
          Attack of the Mad Axeman
          Inst
          Another Piece of Meat
          Too Hot to Handle
          Lights Out
          アンコール無し
          (順序違い、曲抜けがあるかも知れませんのでご了承下さい。)

ニューアルバムからのTowerやRudeがないのが残念。Doctorも無かったなぁ。マイケルに関しては、もう言うことはありません。彼から1メートルくらいのところで見れましたが、本当に切れの良いリフで、ソロものびのび弾いていましたね。。。。文句なし。。。。。メンバーはKeith Slack(v)、バリー&シェーン、Finly(K)で、Vinnie Mooreと掛け持ちのリズム隊はかなりバテ気味でしたが、本当にタイトなリズムを聞かせてくれ、すごいの一言です。明日はペースを調整してくれるでしょう。キーボードがあるので全体的に音は重厚でした。さて、肝心のボーカルですが、、、、、今日ははっきりいって声が全然出ていませんでしたし、メロディも、、、、、特にAssault Attackは歌になっていませんでした。ちょっと、、、、ガックリです。。。。。。。明日に期待したいです。(また明日も行ってきます。)

ではまた 今日はこの辺で

曲目追加

再びうっちーです。思い出したので少し追加します。曲目の"Inst"と書いたのは、Essenceでした。それと、Essenceに続いてLove to Love(UFO)をやりました。

ではまた

USツアー2日目

USツアー2日目のライブから帰ってきました。今夜はボーカルのKeith Slackも非常にパワフルで、熱のこもった本当に良いライブでした。リズム隊もGreatの一言に尽きます。Key&SGのWayne Findleyも、Vinnie Mooreの新アルバムのトニーマカパインのパートをこなす達人でかなりのテクニシャンでした。

セットリストは昨日と同じでしたが、だいぶ記憶違いがありました。ごめんなさい。正しくは、

          Armed and Ready
          Only You Can Rock Me
          Narutal Thing
          Push to the Limit
          Written in the Sand
          Captain Nemo
          Into the Arena
          Essence
          Pilot of Your Soul
          The Mess I've Made
          Fat City N.O.
          On and On
          Attack of the Mad Axeman
          Assault Attack
          Another Piece of Meat
          Love to Love
          Too Hot To Handle
          Lights Out
でした。ではまた

ツアー初日&2日目

再びうっちーです。コンサート自体はすごかったのですが、少しネガティブなことも含めてつれづれなるままに書きますと、、、、、、、ツアー初日は木曜日という平日のせいか非常に客の入りが悪く、チケットに書いてある8:00pmに会場に行ったところ、まだクラブのドアも開いておらず、5人くらいしか並んでいませんでした。。。しかもBallard Firehouseというのがまた非常にボロい会場で、昔の消防署だった建物を利用した、消防車3台分くらいの広さで、PA等ライブ設備もまぁ日本の大学の学園祭レベル、ステージはマーシャル2台がやっと置ける広さで、最初見たときは、「えっ?こんなところでマイケルやるの?まるで演歌のどさまわりじゃん。。。」と結構ショックでした。実際、リハーサルの風景なども外から丸見えでしたし、なにしろマイケルが自分で小型バンを運転して表口から奥さんと出て行く姿を見たときにはなんとも、、、マイケルのアメリカでの無名さを思い知らされたような気がします。

初日はその会場におそらく100人くらいしか客が入っておらず、1時間半近く待たされて、皆かなり酒を注文せざるを得ず(笑)、Vinnie Mooreがスタートしたのは10:00、マイケルがスタートしたのは11:00でした。(終了は1:00AM前後)ショーの前には、「マイケル関連商品をここで買ってくれた人にはコンサートの前と後でマイケルがサインをするよ。」というマイケル自身によるアナウンス(テープ)が流れたにも係わらず、結局彼は現れませんでした(2日目も同様)。2日目は初日の倍近く客が入っていましたが、Get Crazyしている人は僅かで、どちらかというと、あのドイツ人の伝説のギター弾きを「目撃」しにきた、といった雰囲気でしたね(元来シアトルの人々は穏やかな人が多い)。初日も2日目もアンコールがなかったのは、そのせいではないかと思います。(Lights out終了後ステージにアコースチックライブ用のスツールが運びこまれるれるなど、準備はされていたようですが、、、)

Keith Slackは一応歌詞カードを用意していたようですが、結局殆ど見ずに歌いきりました。MSGよりもUFOの歌の方がパワフル且つ上手にこなしていました。ただAssault Attackだけはかなりキツそうで、"why did you want me〜"の後あたりはメロディを変更していました。(かえってグラハムの偉大さを認識しました。。。。)BarryやShaneはVinnie Mooreのショーが終わった直後、客席(ラウンジ)にやってきて、ファンとフランクに歓談していたので、私もどさくさにまぎれて二人と挨拶・握手したりしました。アメリカのミュージシャンとファンとの距離の近さを痛感します。(楽屋に入っていったファンもいたようです。)皆さんも是非アメリカに見に来られると良いと思います。私が見る限り、テープレコーダやカメラを持ち込んでいる人もたくさんいたようでしたし、私の周囲の人も演奏中マイケルの写真をバシバシ取っていました(プロカメラマンではない)。そういうの全然厳しく無い雰囲気でした。。。

マイケル自身はギターを一生懸命黙々と弾いていました。(ステージが狭く、動き回ることは不可能。) 幸い2日ともステージかぶりつきで見れましたが、ギターを弾いている時の目、彼の時折遠くを見つめる目、ヘッド曲げをやるときの恍惚とした表情等をみると、やはりただ者ではない感じです。。。それと少し驚いたのですが、彼は歌うことがあるのでしょうか?2両日とも、彼の前にはコーラスマイクが設置され、Too Hot To Handleなどでは、サビの部分で"Too Hot..."などとコーラスに参加していました。

ということでとりとめもなく書いてみましたが、私はまたマイケルに引き込まれてしまいました。。。。

ではこれにて。長文失礼致しました。m(_._)m

Thank you, Masaya!

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